さて、僕は自己紹介で年収三千万まで行ったが、投資に失敗したと書きました。その投資がキャバクラだったのです。
なめてました水商売。
たとえば、月商700万が損益分岐点だとします、
んで、女子給与比率が40%が目安なんです。
わりと飲食に近いかもしれない。
飲食でいえば、原材料費率が女子給与にあたります。
商品は女の子ですから。
スペック的には月商600マン円くらいの店でした。
頑張れば損益分岐点に届く範囲でしょうか?
で、僕が引き継いだ時に女子が一気にやめてしまったのです。
彼女たちも生活があります。
「ちゃんと給料もらえるか?」
ってフォローできてなかったんですね。
なので、派遣キャバ嬢を雇いました。
これが女子給比率を上げたのですが。
商品がなければ商売できんってことですね。
毎月赤字で補填は私財を投じました。
継いで三か月、四月になってから、
お客さんも増え、案内所ともうまく付き合えるようになり、ぎりぎり黒字になったのですが。
女の子がどうにもやめてしまう。
調べた結果、ボーイ店長が、女の子の扱いが下手で、けんかしてやめてました。
たとえば、女の子に向かって「太ったねー」とか平気でいうわけです。
店長として、女の子のスタイルを気にするのはいいんですが。
一人の人間として、他の女の子がいる前で言うわけです。
そんないざこざがあり、売り上げのいい女の子がどんどん辞めちゃう。
だって、売り上げ良ければ他店でもやっていけますから。
残ったのは太った子とかお年を召した子とか。
知り合いに店の状況を見せたところ
『動物園だな』と言われたこともあります。
で、いい子を入れるのですが、やっぱり競合店が多い地域なので時給でつるしかない。
気が付いたら損益分岐が900万にたいして売り上げ600~800万をいったりきたりです。
他にも広告の更新とかエアコンが壊れたりとか、年間二千万以上の赤字。
でも続けてた理由って?
赤字でしたが、面白かった。
もう、道楽の域でした。
いい思いもしたんだろ?
と、言われれば若干しました。
僕はオーナーなので、女の子から特別視されるじゃないですか?
若い女の子からチヤホヤされ、夜の住人(輩っぽい人)たちからも特別視されてましたもの。
一回、キャバクラを引き受けるまでを説明すると、僕は本業で会社を経営してます。
んで、これも引き継いだ会社なのですが、引き継いだ時が悲惨だったんですよ。
財務も、人も、で、三年くらい綱渡りしつつ四年目には債務超過解消し、大幅に利益を上げることができました。
なので、このときの年収が2800万円だったんですね。
そして、そのあとも業績は好調でしたし、新しい若い人材が増え、会社は自立をしたのです。
僕の目指した社長の必要がない会社ってやつ。
達成できた時まではめっちゃアドレナリンが出まくりました。
やばい会社を引き受け、何度もひやひやしながら、経営再建し、懸念だったトップダウン経営を変え………。
五年は死ぬ気でやったと思います。
で、いざ、会社が安定しちゃうと、面白くないんですよ。
だからと言って会社を不安定にするわけにはいかないし。
どうやら僕はアドレナリンが放出されてる状況が好きみたいです。
そんな時にキャバクラの再建って面白そうって飛び込んだのでした。
で、結局、だめにしちゃった。
舐めてたのはやはり、商品(キャバ嬢)に心があるし、彼女たちと話すと情がわいちゃう。
距離がつかめなかった。
それと、あと一歩ってところまでは行けるんですね。
まぁ、僕の資産がなくなった時点で辞め、店自体は他の人が引き継いだみたいです。餅は餅屋なんだなぁ。とつくづく思った。
一方、僕のキャバクラ経営が経理にばれちゃいまして。
「社長は、お金があればあるほど使っちゃうタイプですよね。今度からお金は僕が管理します」との名目で、役員報酬を下げられました。
会社も業績がいいとはいえ、無駄遣いできるほどではないので僕も了承したというか。
こんな流れだったのですが、
昨年
「無料で、金もうけしてみたい」と僕のアドレナリンを欲する癖が出てしまったんです。
アフィリエイトは十年くらい前にやっていて、もう一度チャレンジしてみたかったので、どうせ会社自体は自立してるから、時間を割いて、アフィリとかyoutubeにチャレンジしてる次第です。
長い間読んでくださいってありがとうございます。
では。
kazumagu
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