経営者として、お前が大塚家具の社長ならどうする?
って割と考えるんですね。
秒で断りますが。
んでも、再建するならどうすると聞かれた場合はですね。
考えます。
大塚家具の洗い出し
まず家具業界で強いのはニトリ、イケア、無印あたりですね。
で、この三社に関してはイメージがあるんですね。
商品
ニトリ⇒値段なりの商品ですが、安い
イケア⇒安くてオシャレ
無印⇒オーガニックな感じ。
オーガニックって汗 でも、素材感を重視した感じといえばわかってもらえるかと。
そういう、イメージがない。
また、お客さんも
ニトリ⇒老若男女、(そんなに家具に興味ないが買わなきゃ的な)
イケア⇒ちょっとかわいいのが欲しい主婦、OL
無印⇒30代OL、収入の高いカップル
みたいな。
大塚家具は行ったことあるんですが、値段は高いし、統一感がなかった。
(客が想像できなかった)
正直、ニトリと戦える状況になかった。
大塚家具に行けばかあれが買えるのあれがないんですね。プライベートブランが。
セブンイレブンでいうなら【金のシリーズ】が必要だと思います。
大塚久美子はダメ人間か
正直わからないですね。
大塚家具は顧客主義で、家具ってもう顧客主義ではやっていけないっていうか。
顧客主義ってのは会員制の家具屋って考えてもらっていいと思います。
家具って一度買ったら、もう十年単位で買わないですよね?
昭和のころだったら、何々家は代々大塚家具で~みたいなこともあったけど、もうネットの時代になってからはそんな消費はほとんどないです。
なので、お手頃にして入りやすいお店作りをするってのは当然で大塚久美子は正しいと思います
大塚家具の強み
大塚家具って実は寝具が評判いいみたいです。
僕が行ったとき、百万円のベットマットが売ってました。
その時は『高!』って思ったのですが、
僕は不眠気味なので、ベット周りにはお金かけるんですよ(意味があれば)
なので、大塚家具に行ったときに【眠りのアドバイザー】ってのがいて、安眠の条件とかを提案してくれれば、百万のマットはともかく、買ってたと思います。
(僕は大塚家具じゃない家具屋で、20万くらいのマットをかいました)
そうです。大塚家具は寝具が強い! と舵をきれば眠りに悩んでる人は買うと思います。
従業員も、眠り勉強して、徹底的に眠りのプロになってもらう。
多分、不眠気味の人なら買います。
寝室は大塚家具にお任せください
みたく。
んで、今回ヤマダ電機と資本関係を結んだのでヤマダ電機も、寝室用の照明とか眠りが深くなる加湿器とか、ぶっちゃけヤマダは金あるから、そういう差別化できる商品を開発させて独占販売しちゃえばいいと。
そう考えると今回の資本関係って悪くないんですよね。
睡眠を徹底的に研究すればブランドになります。
なのでホテルとかの業務用も売れると思います。
それこそ。大塚プロデュースのホテル
みたいなのが付加価値になれば、サラリーマンも一泊1,000円くらい割高でも行く人はいると思います。
家具と家電は親和性が高いので、やりようによっては勝てる
今回の結果が上記です。
例えば、十年ぐらい前ってセブンイレブンってパッとしなかったんですよね。
多分、十年くらい前から商品開発にお金をかけたと思います。
【セブンは旨い】って言われるまでに二年くらいかかったものの。
いま、セブンの隣にローソンがあったら、お客さんはセブンに行っちゃう状況ですよね。
商品力ってそれくらい大事なんですね。
ヤマダ電機も、大塚家具も【何がやりたいのかわからない】っていう、十年前のセブンと同じ状況なんですよ。
大塚家具はヤマダと組んで快適快眠シリーズとかやれば行ける気がします。
ヤマダ電機自体も少々きついから、そこは問題だけど。
まとめると大塚家具は商品力が弱いので、一ジャンルでもいいから徹底的に強みに変えること
ニトリの客は30万円のベットマットは買いませんが、大塚家具の客なら良いものであれば30万円のマット買いますから。
個人的には頑張ってほしいです、大塚久美子さん。
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